こんにちは、外壁ショップのリフォームアドバイザー竹内です。
住まいの外壁塗装では多くの場合、今まで通りの生活を続けていただきながらの外壁塗装工事となります。
ですので、
- 騒音でペットに悪影響は出ないか?
- 家の中までシンナー臭くならないか?
- いつも通り洗濯物は干せるのか?
- ベランダへの出入りはできるのか?
そんな心配がおありかと思います。
そこで、外壁塗装の工事中に生活面でご注意いただきたいことをお伝えしたいと思います。
前もって何らかの対策をされる場合の参考になさってください。
外壁塗装工事の騒音と対処方法
外壁塗装工事は塗料を塗る作業ですから、基本的にはあまり大きな音はしません。
ですが、塗装の前に行う外壁や屋根の修繕工事や足場設置時に大きな音がすることがあります。
音にデリケートな赤ちゃんやお年寄り、病人、ペット、在宅ワークの家族がいる場合には、事前にどのような修復工事がいつからいつまであるのかを塗装業者に確認しましょう。
- 日中の塗装工事の間外出をする
- ホテルや親戚の家に退避する
ホテルや親戚の家に退避する など想定しておくと安心です。
修繕工事
外壁や屋根のヒビ割れなどを修繕する際に、サンダーやブラシなどで壁をガリガリ削る音が発生します。場合によってはドリルの音がガガガと響き渡ることもあります。かなり大きい音ですので健康な人でもびっくりします。
足場設置
外壁塗装の足場は金属でできています。この足場を設置・解体する際に、大きな金属音がガンガンと発生することがあります。時期的には外壁塗装工事の最初と最後、それぞれ半日くらいです。
塗装作業
外壁や屋根を塗装する際は、基本的にあまり大きな音は発生しません。
吹き付け塗装の場合は塗料を噴霧するブシューという音がしますが、屋内にいる人が驚くほどの音ではありません。
高圧洗浄
外壁や屋根を塗装する前に高圧洗浄という工程があります。勢いよく出る高圧の水で外壁の汚れを落とす作業ですが、このときに洗浄水が外壁にあたりザザーという音がします。
塗装業者・職人の話し声
外壁塗装作業を数名で施工される場合、作業に必要な会話だ以外に雑談なども聞こえてくることがあります。気になる場合は現場担当者にその旨連絡しましょう。弊社におきましても迅速に対応させていただきます。遠慮なくお申し出ください。
外壁塗装の塗料の臭いと対処方法
外壁塗装に使われる塗料の強い臭い、いつまで残るのかと心配になられることでしょう。昔と違って最近の塗料は改良されており、特に水性塗料であれば臭いの心配はほとんどなくなっています。
それでも、臭いにデリケートな赤ちゃんやお年寄り、病人、ペット、在宅ワークの家族がいる場合には、事前にどのような塗料をいつ塗布するのかを塗装業者に確認しましょう。
そのうえで、心配な日は
- 日中の塗装工事の間外出をする
- ホテルや親戚の家に退避する
など想定しておくと安心です。
注意点として、エアコンや換気扇を使うことで、外壁の塗料の臭いが家の中に入ってきてしまうことがあります。
かといって、夏の暑い日にエアコンを止めるのも辛いものです。季節によっては、一時的に退避していただくのが良い場合もありますので、事前にご検討なさってみてください。
ベランダや庭はいつも通り使えるのか?
外壁塗装では、塗料が飛び散って思わぬところに付着しないように養生を行います。
養生とは、半透明のビニールシートと養生テープで覆い隠すことで、養生シートは外壁塗装が終わるまで外しません。
ということは、養生シートで覆われた物は外壁塗装が終わるまで使えないことになります。
ベランダや庭にある、水やりの必要な植木鉢、いつ使うかもしれない子どものおもちゃなど、必要な物は一時的に室内で保管しておきましょう。
また、アルミサッシなど窓もすべて養生シートで覆います。
ですから、外壁塗装中はベランダに出ることもできなくなります。
よって、洗濯物を通常通り干すこともできなくなります。
室内干しかコインランドリーの利用をご検討されるのがよいと思います。
足場のメッシュシートで生じる防犯上の落とし穴
外壁塗装工事では、周辺に塗料などが飛び散らないよう、足場を組んだ際にメッシュシートを張り巡らせます。
住宅をすっぽりメッシュシートで囲い外からは中の様子が見えなくなるため、空き巣が潜んでいるなど異常が起きていても気づきにくくなります。
また、足場を組まれていることで上層階の部屋にも外部から侵入しやすくなります。
ですので、外壁期間中は窓をしっかり施錠しカーテンで部屋の中を見えないようにすることが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前もって知ることで、行える対策というのもあることがお分りいただけたかと思います。
特に大切な家族が体調不良になったり、生活上で思わぬ不便をすることのないようにされたいものですね。
もしまだ、なにかご不安を感じておられましたら、遠慮なくご相談くださいませ。