わが家の外壁に最適な塗料の種類とは?

こんにちは、外壁ショップのリフォームアドバイザー竹内です。
外壁塗装をするにあたり、塗装費用が大きく変わる塗料の選定って悩ましいですよね。 長持ちするのはいいけどあまりにお高いのは…。

外壁塗装をする目的は、大切な住まいの外観を美しく保つことと、紫外線や雨などから守ることの2つ。どちらかが欠けてもいけません。

そこで、外壁塗装に使う塗料の最適な選び方をご紹介したいと思います。

機能性を大きく求めない一般的な外壁塗装の場合

外壁塗装に使われる塗料に含まれる樹脂の種類により耐候性などが変わってきます。

大きく分けて、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の4種類ありますが、おすすめはシリコン塗料です。

アクリル・ウレタンは安価であるのですが耐久年数が短く、長期的に見てあまり好まれません。数年しか住まないとか、数年で塗り替えするというのは実際少ないものです。

かといってフッ素塗料になると、航空宇宙産業機器に使用されるほどの耐熱性・耐寒性・低摩擦性・不燃性など数多くの機能性が充実しており、高価です。一般住宅にそこまで必要なケースはあまりありません。

シリコン塗料は耐久年数およそ10年。品質と価格のバランスがもっとも手頃なため人気があります。

高機能を求める外壁塗装の場合

超高耐久な外壁塗装をしたい

たとえば、一般的なシリコン塗料を改良し20年以上長持ちする機能を実現した次世代水性ハイブリッドシリコン塗料があります。

劣化しにくい無機塗料と、弾力性ある有機塗料の長所を持ち合わせ、一般的なシリコン塗料のシリコン含有率をはるかに超える50%の高含有率(一般的には5%〜程度)。

サイディングの柄をそのまま活かせるクリア塗装ができる塗料もあります。

伸縮性と防水性のある外壁塗装をしたい

不純物を一切排除し、超高分子のアクリルのみを使用したピュアアクリル塗料なら、膜のように伸びてヒビ割れから水の侵入を防ぐことができます。耐久性も15年を実現できます。

断熱・遮熱効果のある外壁塗装をしたい

断熱性能に特化したセラミック(無機)と特殊樹脂のハイブリッド塗料なら、断熱・遮熱・防音の効果で高耐久かつ省エネを実現できます。

太陽の熱を反射・放射、また室内の熱を逃さない特性により、冷暖房費も大幅節減。
このような省エネ効果を見込める外壁塗装の場合は、助成金や補助金を受けられる可能性もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
さまざまな塗料があり、迷われたことかと思います。
安易に安い塗料を選んで後悔することのないよう、ご参考にしていただけたらと思います。

それでもまだ、判断が難しいと感じられたら、遠慮なくご相談くださいませ。