こんにちは、外壁ショップのリフォームアドバイザー竹内です。
外壁塗装をする必要が生じた場合、多くの人がインターネットで塗装業者の検索をされると思います。
ですが、あまりにたくさんの塗装業者が表示されて迷ってしまわれるのではないでしょうか。情報が多いとかえって選びづらいものです。
そこで、外壁塗装業者の選び方のポイントを(私が申し上げるのもなんですが)いくつかお伝えしたいと思います。
避けたい!トラブルになる塗装業者の特徴
外壁塗装業界でよく聞くトラブルは、外壁塗装のクオリティが悪い、費用が予想以上に高い、施工業者の態度が悪い、といった具合に「塗装業者がお客様の期待値を裏切る行為」があった場合に発生します。
- 会話をしていて意図が通じない
- 言うことがコロコロ変わる
- 説明が不明瞭
…といった印象を感じた場合は避けたほうが無難です。
選んで安心な塗装業者の特徴
大切な住まいの外壁塗装をお任せいただくわけですから、お客様の意図をよく理解して、一貫した明確な説明ができる塗装業者であることがまず必要です。
たとえば、塗装費用の高い・安いの理由をわかるように丁寧に説明してくれること。
そしてお客様の意図を察知し、メリット・デメリットを含めた別の提案もしてくれること。
外壁塗装についての豊富な知識と経験なしには、こういった対応はできません。
相談していて納得のいく説明を受けることができれば、まずはひと安心といったところでしょう。
外壁塗装のクオリティについて
まずは信頼して依頼できる塗装業者であったとしても、塗装の品質を前もって知ることは難しいです。
- 塗装した色が、思っていた色と違う。
- 塗装した色がすぐに剥がれてきた。
- 塗装した色に塗りムラがある。
このようなトラブルを回避するためには、しっかりとコミュニケーションを取る事が必要です。
たとえば、お客様が思っていた色と実際に塗装した色が違うという事態が起こる理由を良く理解している塗装業者なら、そのようなトラブルを前もって回避する方法を提案もしくは説明することができます。
塗装した色がすぐに剥がれたり塗りムラが発生するというのは、塗装の工程でどこかにミスがあった可能性が疑われます。そのような事態にならないよう、塗装工程をきちんとわかるように報告するなどの対応まで提案があれば、信頼して良いと考えられるでしょう。
このように、お客様の不安や疑問に対する返答で、塗装業者の仕事に対する取り組み姿勢や誠実さにより塗装技術のクオリティをうかがうことはできます。
外壁塗装の費用について
外壁塗装費用が高いから悪徳業者、安いから良心的な業者、とは一概に言えません。
一般的に、大企業であるハウスメーカーや規模の大きなリフォーム会社の場合は安心して任せられる反面、費用はあまり安くはなりません。固定費が多くかかるからです。
一方で、地元密着型の小さな外壁塗装業者であれば融通のきくことが多く、条件によっては格安に外壁塗装を施工できる可能性もあります。
外壁塗装費用の高い・安いについてはこちらの記事をご参考ください。
並外れて高い・安い見積もりを提案する業者は避け、塗装費用の内訳をきちんと説明できる業者を選定しましょう。
施工業者の対応について
一般的に、大企業であるハウスメーカーや規模の大きなリフォーム会社の場合、塗装を施工するのは下請け業者であることが多いです。ですので、大企業だから安心とは必ずしも言えないが現状です。
一方で、地元密着型の小さな外壁塗装業者の場合、理念のしっかりした塗装業者であれば社長からスタッフまで意思疎通が徹底されていることが多いです。
- 言葉遣いは丁寧か
- 相手の話をきちんと聞けているか
- 対応のレスポンスは早いか
- 正確な情報を迅速に伝える姿勢があるか
- 細かい配慮がされているか
- 他社の悪口を言わないか
これらに問題がなければ、規模の小さな外壁塗装業者でも問題ないと言えると思います。
塗装業者選定その他のチェックポイント
会社の規模
大企業であれば、安定したサービスを受けられますが、コストカットは望めません。
規模の小さな業者であれば、臨機応変なサービスを受けることが期待できます。
どのようなサービスを受けたいかにあわせて、塗装業者を選定されると良いと思います。
紹介されている施工実績
施工実績の数が多いのは良いことですが、施工内容も確認することで、その塗装業者の得意不得意を知ることができます。
インターネット上でのレビュー・口コミなどの評判
第三者による意図的な書き込みをされる可能性もあるため、100%信頼できる情報ではありません。塗装業者がどういう対応をしているかを見ることは参考になると思います。
許可や資格の有無
まずは建設業許可番号があるかどうかで、信頼度は大きく変わります。
- 建設業の経営業務の管理を適正に行える者がいる
- 専門知識を持つ専任技術者がいる
- 請負契約に際して不正又は不誠実な行為をするおそれがない
- 自己資本など財産的基礎がある
- 欠格要件に該当しない
それ以外にも塗装技能士の国家資格や、塗装業には必要不可欠な有機溶剤作業主任者資格、外壁診断士・外壁塗装マイスターなどの民間資格をもっていることで、外壁塗装に対する意識の高さがうかがえます。
SNSでの発言
SNSによるウェブマーケティングに取り組んでいるということは、オープンに情報発信をして理解を得ようとする前向きな姿勢であると考えられ、好材料といえます。
ただしそのSNSで、信頼性や人間性を損なう発言をしている場合は要注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
塗装技術が高いこと、費用が安いことは重要なポイントですが、それと同じもしくはそれ以上に、お客様の意図を汲めるコミュニケーションスキルが大切だと考えています。
安く綺麗に塗装を仕上げる能力があっても、色が違っていたりしては何もなりません。
弊社も常にそのような理念を念頭に、小さなことでも丁寧に対応していきたいと考えております。