外壁塗装費用を安くしたいときに気をつけたいこと

こんにちは、外壁ショップのリフォームアドバイザー竹内です。
外壁塗装にかかる費用を少しでも安く抑えたい、とお考えの場合にお得なことやご注意いただきたいことをお伝えしたいと思います。

外壁塗装費用を少しでも安く抑えるためには、複数の塗装業者で相見積もりをするというのは欠かせないと思います。このとき、まずは以下の「3ない」外壁塗装業者に絞られることをおすすめします。

その上でできる塗装費用削減方法をご紹介します。ぜひ最後までお読みくださいませ。

仲介を使っていない、非効率な電話訪問営業をしない、派手なCMをしない、の「3ない」塗装業者に絞る


1. 仲介を使っていない塗装業者にする理由

仲介業者(一括見積もりサイト含む)を使っていない塗装業者であれば、仲介手数料の負担がないため、外壁塗装費用を安く設定してある事が多いからです。

仲介業者をを挟むと手数料がかかることが多いです。
そうなると、その仲介コストが外壁塗装費用に上乗せされ高くなる可能性が考えられます。

ですので、自社スタッフもしくはそれに近い形の外壁塗装業者であれば、これらが乗る心配はなくなり、お客様に無理なく低価格でサービスを提供することができます。

2. 非効率な電話訪問営業をしない塗装業者にする理由

電話訪問営業をしない塗装業者であれば、固定費の負担が少ないため、外壁塗装費用を安く設定してある事が多いからです。

たくさんの営業マンが営業電話をかけて営業する、訪問して営業するというのはもっともコストのかかる営業スタイルであると言えます。

よって、こういう電話営業や訪問営業の外壁塗装業者は「高い」ということになります。

逆に、自動見積もりシステムや自動入力フォームによる問い合わせシステムを導入している外壁塗装業者は、ウェブを上手に活用することで人件費など固定費用をおさえることができますから、その分お客様に無理なく低価格でサービスを提供することができます。

3. 派手なCMをしない塗装業者にする理由

派手なCMをしない塗装業者であれば、広告費用の負担が少ないため、外壁塗装費用を安く設定してある事が多いからです。

会社の知名度を上げるために、タレントや有名人を使ってCMを流すと莫大な費用がかかります。よって、テレビなどの媒体で大々的に宣伝をしていたりする場合も、そのコストが外壁塗装費用に上乗せされ高くなることが考えられます。

この「3ない」外壁塗装業者の条件をご覧になり、お気づきになられたでしょうか?

仲介なし・CMなしでも自社のリソースで集客することに成功しているのは、実はウェブマーケティングを積極的に活用している外壁塗装業者です。このような塗装業者は、良質な情報を顧客目線で考えて発信していることも多いです。

ですので、まずはそういった視点で塗装業者を選定し相見積もりされてみて、その上で最終的に依頼する塗装業者をお決めになれば、失敗は最大限防げるのではないかと思います。

また、コミュニケーションの取りやすさも大事なことです。話しにくい、意図が通じにくいなどどうも相性が良くないと感じたら避けたほうがよいかもしれません。

外壁塗装にかかる費用を安く抑える工夫

外壁塗装業者がほぼ選定できた上で、外壁塗装費用を安く抑えるためのさらなるポイントをお伝えします。ポイントは以下の4つです。

  1. 劣化が進む前に対処する
  2. 工期をずらす
  3. 補助金や助成金を使う
  4. 塗料のランクを下げる

外壁塗装の劣化が進む前に対処する

塗装の劣化が進んでから外壁塗装をしようとすると、補修など下地処理に工数がかかったり、急いで補修しないといけないため時期や手段を選ぶ余裕がなくなったりして、高くついてしまいがちです。

傷みが進む前に外壁塗装と屋根塗装も合わせて行うことで、長期的にトータルで安くすることができます。

計画的なリフォーム予定をたてることが、外壁塗装を安くする一番の近道といえます。

外壁塗装の工期をずらす

春や秋などの外壁塗装の繁忙期からずらすことで、割安に外壁塗装の施工を受けられるキャンペーンがあればそれを利用するのがお得です。

塗装業者にとって何もしない空き時間はもったいないものです。

1軒でも多くの住まいを綺麗にできるなら、塗装業者の都合に合わせてくれるお客様に対してはサービスしたいと思うものです。これは決して塗装の品質を落とすものではありませんから安心です。

ただこれも、急いで補修しないといけないような緊急時には当てはめることができません。

数ヶ月もしくは年単位で想定しておく事が必要です。

補助金や助成金を使う

断熱リフォームやZEH(Net Zero Energy House)に関わる断熱塗装・遮熱塗装を施工することで、補助金や助成金を利用できることがあります。これらは事前に申請など手続きが必要ですので、急いでいる場合は利用が難しいです。

検索するとあらゆるサイトで解説されていますが、情報が古い事があります。もっとも正しい情報は政府や自治体の公式サイトや事務局で確認するのが良いでしょう。

塗料のランクを下げる

実は、これはあまりおすすめできません。

なぜなら、塗料のランクを下げると耐久性が落ちて、短期間で塗装のし直しをする必要が生じるからです。トータルで考えると結局高くつきます。

ですので、あと数年しか使わない建物などの場合に限り、塗料のランクをさげるという選択肢もアリといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。急いで補修を必要とする外壁塗装は、どうしてもコストカットが難しいのが現状です。

ですので、ぜひとも年単位で前もって外壁塗装の計画を立てておかれることで、外壁塗装費用を少しでも安く抑えることにつながれば幸いです。

もしご不明なことなどございましたら、外壁ショップリフォームアドバイザーにご質問いただければと思います。